1. 自治体同士のかかわりについて

西尾市と越前町が姉妹都市(越前町は西尾藩の飛び地だった縁)

かつて、江戸時代中期の明和元(1764)年、山形六万石藩主・松平乗佑(大給松平第11代)が幕府によって大坂城代に任命され、西尾に国替えをされたとき、西尾周辺には2万3千石しか無かったため、その不足分に幕府直轄地(天領)だった(越前国)丹生郡などの領地3万7千石を飛び領地として加えることになりました。そして、丹生郡天王村(現在の越前町天王)に西尾藩出張陣屋(役所)の「天王陣屋」を建設し、5代107年間にわたって西尾藩主が越前領統治に当たりました。

出典:友好都市|西尾市公式ウェブサイト (city.nishio.aichi.jp)

〇大野市(旧和泉村)と岩倉市が姉妹都市(岩倉市の助役が和泉村出身だった縁)

当時の岩倉市助役が和泉村出身であった縁で、平成3年度から交流が始まりました。この交流を継続、発展させていこうと平成8年に「友好都市提携」と「災害時における相互応援協定」を結び、和泉村からの岩倉桜まつり出店や和泉村民の招待、岩倉市からの九頭竜紅葉まつり出店やバスの運行、和泉村に宿泊する際の宿泊費の助成などを行ってきました。
しかし、平成17年11月に和泉村と大野市が合併することになり、それに伴い「友好都市提携」は解消されることになりました。 友好都市提携は解消されましたが、その後も引き続き市民を中心とした交流は続き、平成19年1月に「友好交流に関する合意書」を結び交流を続けていくこととなりました。

出典:友好交流都市 | 岩倉市 (city.iwakura.aichi.jp)

2. 現在の福井駅周辺発展のきっかけについて

かつては、朝倉氏の本拠地である一乗谷が栄えてましたが、その後、柴田勝家が北の庄城を建設し、周辺を開発したことにより、発展し、明治維新後から戦後・現代に至るまで今の福井駅周辺が福井の都市的中心部となっています。

出典:北の庄城址・柴田公園のご案内 | 福井市ホームページ (fukui.lg.jp)
柴田勝家 ― 北庄に掛けた夢とプライド (city.fukui.fukui.jp)

3. 学生の進学先について

福井県からの距離も近い中京圏は、学生の進学先として人気があり、毎年、福井県から県外に進学している学生の内、約5人に1人が中京圏の大学等に進学しています。
一方で、中京圏からも多くの学生が福井県内の大学等に進学しており、例えば、福井大学工学部は入学者の約半数が中京圏の出身者となっています。

出典:applicant_2022.pdf (u-fukui.ac.jp)

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